東京は素晴らしい街だ!というお話し
これは男女の人数がまだ平等だった頃のお話し
小学校の頃に毎年、年賀状をくれる女の子がいた
毎回、冬休みの出来事が書いてあり、クラスのみんなに書いてるんやろな~えらいな~マメな子やなぐらいに思っていた
6年生の頃、友達と年賀状何枚もらったか?という話しになり
誰からもらったのかを言い合う
あれ?彼女の名前がない...
みんなに出してるんじゃないのか?
いや、こいつが嫌われててもらったないだけかもしれない
すぐに別の友達に電話する
一回ももらった事ないよ!
……え?
中学校はみんなと違う学校に進学することになった
〜月日は流れ~
昨年のGWに帰省した際に甥っ子を公園で遊ばせていると同じ歳ぐらい男の子が遊びに来て甥っ子と遊びはじめる
子ども同士すぐ仲良くなるな~と遠くのベンチから眺めているとその子のお母さんらしき人が後からやってきた
お母さん若いな田舎は早いんやろな
保護者として一言話しておくか
父親面して近づく自分に
ひさしぶり~
あぁ...本当に久しぶりや....
思い返すとあれが初恋だったのかも知れない
17年振りに会った彼女は大人の女性に
そして、母親になっていたのである
よくわからないショックを隠しつつ
気丈に振る舞う
結婚してるんやね!
まぁワイも結婚して、あれ息子やねん!
.........あの子、お姉ちゃんの子でしょ
え?え?なんで知ってんの?
動揺を隠せないよしブル
だって幼稚園のクラス一緒だし....
バレとるやないか!
あぁこれだから田舎は...やりたい放題の東京最高だぜ~というお話し!